気まぐれなももぽえむ

気まぐれなももぽえむです。

vmware上のmacOSは10.12.4から起動できなくなります。

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前記事のコメントにも書きましたが、ついにアップルが仕込んできました。
いままでずっとBeta版も含めてうまく動作していたmacOS sierraですが、
10.12.4から起動できないトラブルに見舞われました。

はじめはvmware esxiを6.5から6.5aに上げたタイミングだったんで、
もしかすると6.5aにしたからかもしれないと思い、ダウングレードしてみたり、
vmの構成をいじってみたりしていましたが、一向に解決しませんでした。

よくよく調べてみると、DontStealMacOSというもので、アップルが対策を
講じたようです。以前からある手法で偽物Mac排除するためのパッチが新たに
追加されたようです。
つまりvmwareは正しく動作しているのですが、macOS自体が起動時に偽物と
判定して起動しないようになっているのです。

10.12.3までなら正常に動くことから、この「Dont Steal Mac OS X.kext」を
10.12.3イメージから吸い出して10.12.4に入れ替えてやれば動作するようです。

また、qemu(詳細不明)がすでに対応済みのようで、対応した「FakeSMC.kext」を
10.12.4に入れて、kextキャッシュをクリアして再起動することで
起動できるようになるという情報もあります。

まだどちらも試してみてはいませんが、どちらでもできそうです。

VM上のMacを常用していただけにショックな話です。
今後、もっと強力な対策が講じられないことを祈ります。