I-O DATA製Windows 7用地デジチューナーをWindow 8でも視聴できるようにする。
今日は、Windows 7のMedia Center向けに作られた地デジチューナーカードの
インストール方法をお伝えする。
#上記の画像では真っ黒だが、実際はちゃんと映っている。
#予約録画もOK、何の問題もない。
Windows 8でももちろん大丈夫と思われる。
条件は、Windows 8.1には必ずMediaCenterがインストールされていること。
ちょっとした細工をすればインストールできてしまう。
簡単に概要を説明すると、CPFilters.dllというシステムファイルを
Windows 7のものと置き換えてしまうことで、システムを騙して
インストールする。
※ここで述べている通りに実行しても必ず動くとは限りません。
システムを変更するため、問題を引き起こす可能性があります。
またセキュリティ面でも問題となる可能性が高くなります。
ここで述べていることについて質問には極力お答えしますが、
動作を保証するものではありません。
動作しなくても責任は取りませんのであらかじめご了承ください。
では、準備から。
(1) CPFilters.dllをWindows 7のものと置き換え
Windows 7の(System32とSysWOW64配下の)CPFilter.dllが2つ必要になる。
#これは、こちらに用意したのでダウンロードすればよい。
Windows 8.1のWindowsフォルダを開く。
そうしたら、System32を開きCPFilters.dllを探し、右クリックでプロパティを開く。
そうして、AdministratorとUsersのアクセス権jのフルコントロールにチェックを入れる。
以下のように。
ただ、はじめは以下のようにAdministratorsでもアクセス権の変更ができない。
なので、詳細設定ボタンを押して、
以下の画面で、所有者をAdministratorに変更する。
※Administratorではなく、ログオンユーザーにしたほうが確実です。
所有者の右にある「変更」を押すと、
オブジェクト名にAdministratorsと入力し、「名前の確認」を押して、OKを押す。
すると、
※Administratorではなく、ログオンしているユーザーIDにしたほうが確実です。
このようなダイアログが出るが、OKを押し、
以下のように「所有者」の欄が「Administrators」になればよい。
確認できたら、一旦OKを押すか適用を押す。
これをSysWOW64配下のCPFilters.dllも同様に行う。
次にダウンロードかWindows 7から入手したCPFilters.dllで上書きする。
#バックアップのために、オリジナルは名前を変えておいて入手したものに置き換えたほうがいいかもしれません。
必ず、System32とSysWOW64の2か所のCPFilters.dllを置き換えてください。
(2) 付属ソフトをインストール
これにもコツが必要です。
ここまでできたら、地デジチューナーカードに付属のソフトをインストールする。
これも、普通には動かない。
なので、以下のように動かすファイルを選択して、右クリックで「互換性のトラブルシューティング」を
起動して、
以下のように「Windows 7」と「管理者として実行」を選択する。
ここまでできたら、実行すればよい。
途中でもまた何か聞かれるかもしれないが、
普通にインストールできるはず。
付かなくなっていれば成功と考えてよい。
以上で、Windows 8.1でも地デジチューナーがMediaCenterで動作するようになる。はず。
上記の画像を見ていてわかると思うが、私の場合 I-O DATAのGV-MC7/HZ3。
言い忘れたが上記は、64ビット版の場合の説明。
32ビットな人はSystem32のみでよいかもしれない。
お試しあれ。