その後、XPをD:としてリカバリーしてVistaにアップグレード
以前に、「VAIO MXをD:としてシステムリカバリして、Vistaにアップグレードする。」
というのに挑戦したことがあったが、うまくいっていなかった。
#C:としてリカバリー後に物理的に繋ぎ替えてD:として修復を行ってから、Vistaにするという方法だった。
今回、MCE2005のときにマニュアルでシステムリカバリを行う方法を行って成功したことから、
XP HomeEditionをD:としてクリーンインストールして、システムリカバリーができないか
という実験を行ってみた。
手順は、こうだ。
(1) 通常のリカバリーを実施する(これで、C:XP,D:システムなし)。
(2) 再びXPのCDから起動させたら、「新規インストール」で
D:にXPをクリーンインストールする(これで、C:XP, D:XP)。
(3) D:のXPから起動して、通常のSP3までWindows Updateする。
(4) マニュアルリカバリー手順を用いてアプリケーションリカバリーまでを行う。
(5) VAIO Updateなど、アプリケーションの設定も行い、D:でXPとして十分に動く状態にする。
(6) VistaインストールCDを挿入して、アップグレードインストールを行う。
複雑な手順だが、この方法だとC:をVistaにアップグレードしたときと同様に
純正のアプリやシステム周りをうまく動作させることができるはず。
結果からすると一応実験は成功した。
ちゃんと、グライコも表示されるし、パライコも使える!
#でも良く考えると、以前に行った(C:のアップグレード)結果と状況は同じであった。
#つまり、失敗とも言える。う~ん。
いままでC:XP,D:Vistaというデュアルブートで使用していたが、Vistaをそのまま新規インストール
していたため、「MX Special Libraries」というアプリケーションがインストールできないため、
D:のVista上では、VAIO MXのシンボルでもある、ケース前面に付いているフロント液晶が
起動時と同じようにVAIO MXの文字を繰り返し表示していたが、今回の実験で、
XPと同じように中央にMXと表示される様になり、復活されることに成功した。
#これはVistaがメインとなりつつある現在では大きな進歩である。
ただ、今回の実験でいろいろと問題も発覚した。
(1) まず、XP MCE2005のときにも取り上げたが音量やミュートの画面表示は
Vista上では表示されない。
(2) XP上でアプリケーションリカバリーはD:上でリカバリーユーティリティを起動すると、
そのほとんどがC:Program Filesに展開されてしまい、結局後から手動でD:にインストール
しなおさなければならない。
(3) でも結局は、XP上ではシステムリカバリーできていたものがVistaにアップグレードすると
使用できなくなってしまう。
PowerDVDをはじめ、Photoshop ElementsなどXPでは使えるがVistaでは×。
(4) MX Special Librariesはインストールされた状態で起動できるが、スリープから復帰時は
やはり動作しない。ただし、休止状態からの復帰では動作する。
(5) 休止状態からの復帰時の表示が日本語から英語になってしまったり、
デスクトップ右クリックメニューに「nVIDIAコントロールパネル」が表示されなくなったり。
何故かXPからのアップグレードだと状況が変わるものがある。
(6) スリープからの復帰にも以前に比べて時間がかかるようになったが、
致命的なのは休止状態からの復帰に2分ぐらいかかるようになってしまった。
(7) システム情報表示ユーティリティではまったく中身が空。
(8) 相変わらずスリープから復帰時はファンの制御がおかしい(今回に限ったものではない)。
いろいろ問題ありありだ。
まぁ、念願のフロント液晶が救えているので良しとするが、他のものも救えるものは救いたいので
また機会を見て再挑戦してみたいと思う。
今回、うまく行かなかったアプリケーションは以下の通り。
・SonicStage Premium MDをはじめFM受信、文字放送受信も含めとりあえずの動作は○。
・GigaPoket 5.0 これはENX-18をはずしているのではじめからノー。以前はAeroOFFでは動作確認済。
・Adobe Photoshop Elements 2.0 XPの時点でリカバリできていない。レジストリ欠損!?
・PowerDVD Vistaにアップグレードする時点で没。Vistaでは動作しないらしい。
・MovieShaker アップデートインストールまでできるものの、動作は×。
・VAIOシステム情報 動作はするものの中身がまったくない(失敗)。
いまのところ確認したのは以上(2008/06/05現在)。
というのに挑戦したことがあったが、うまくいっていなかった。
#C:としてリカバリー後に物理的に繋ぎ替えてD:として修復を行ってから、Vistaにするという方法だった。
今回、MCE2005のときにマニュアルでシステムリカバリを行う方法を行って成功したことから、
XP HomeEditionをD:としてクリーンインストールして、システムリカバリーができないか
という実験を行ってみた。
手順は、こうだ。
(1) 通常のリカバリーを実施する(これで、C:XP,D:システムなし)。
(2) 再びXPのCDから起動させたら、「新規インストール」で
D:にXPをクリーンインストールする(これで、C:XP, D:XP)。
(3) D:のXPから起動して、通常のSP3までWindows Updateする。
(4) マニュアルリカバリー手順を用いてアプリケーションリカバリーまでを行う。
(5) VAIO Updateなど、アプリケーションの設定も行い、D:でXPとして十分に動く状態にする。
(6) VistaインストールCDを挿入して、アップグレードインストールを行う。
複雑な手順だが、この方法だとC:をVistaにアップグレードしたときと同様に
純正のアプリやシステム周りをうまく動作させることができるはず。
結果からすると一応実験は成功した。
ちゃんと、グライコも表示されるし、パライコも使える!
#でも良く考えると、以前に行った(C:のアップグレード)結果と状況は同じであった。
#つまり、失敗とも言える。う~ん。
いままでC:XP,D:Vistaというデュアルブートで使用していたが、Vistaをそのまま新規インストール
していたため、「MX Special Libraries」というアプリケーションがインストールできないため、
D:のVista上では、VAIO MXのシンボルでもある、ケース前面に付いているフロント液晶が
起動時と同じようにVAIO MXの文字を繰り返し表示していたが、今回の実験で、
XPと同じように中央にMXと表示される様になり、復活されることに成功した。
#これはVistaがメインとなりつつある現在では大きな進歩である。
ただ、今回の実験でいろいろと問題も発覚した。
(1) まず、XP MCE2005のときにも取り上げたが音量やミュートの画面表示は
Vista上では表示されない。
(2) XP上でアプリケーションリカバリーはD:上でリカバリーユーティリティを起動すると、
そのほとんどがC:Program Filesに展開されてしまい、結局後から手動でD:にインストール
しなおさなければならない。
(3) でも結局は、XP上ではシステムリカバリーできていたものがVistaにアップグレードすると
使用できなくなってしまう。
PowerDVDをはじめ、Photoshop ElementsなどXPでは使えるがVistaでは×。
(4) MX Special Librariesはインストールされた状態で起動できるが、スリープから復帰時は
やはり動作しない。ただし、休止状態からの復帰では動作する。
(5) 休止状態からの復帰時の表示が日本語から英語になってしまったり、
デスクトップ右クリックメニューに「nVIDIAコントロールパネル」が表示されなくなったり。
何故かXPからのアップグレードだと状況が変わるものがある。
(6) スリープからの復帰にも以前に比べて時間がかかるようになったが、
致命的なのは休止状態からの復帰に2分ぐらいかかるようになってしまった。
(7) システム情報表示ユーティリティではまったく中身が空。
(8) 相変わらずスリープから復帰時はファンの制御がおかしい(今回に限ったものではない)。
いろいろ問題ありありだ。
まぁ、念願のフロント液晶が救えているので良しとするが、他のものも救えるものは救いたいので
また機会を見て再挑戦してみたいと思う。
今回、うまく行かなかったアプリケーションは以下の通り。
・SonicStage Premium MDをはじめFM受信、文字放送受信も含めとりあえずの動作は○。
・GigaPoket 5.0 これはENX-18をはずしているのではじめからノー。以前はAeroOFFでは動作確認済。
・Adobe Photoshop Elements 2.0 XPの時点でリカバリできていない。レジストリ欠損!?
・PowerDVD Vistaにアップグレードする時点で没。Vistaでは動作しないらしい。
・MovieShaker アップデートインストールまでできるものの、動作は×。
・VAIOシステム情報 動作はするものの中身がまったくない(失敗)。
いまのところ確認したのは以上(2008/06/05現在)。