気まぐれなももぽえむ

気まぐれなももぽえむです。

VMware ESXi 4.1.0をインストールしてみた。

しばらくぶりの更新です。
#なんだかんだ言って、サボってすみません。
 
ここのところ、自分の中でVMに対する関心が高まってきていて
前回はCitrix Xen Serverというのをインストールしてみたが、
今回は、VMwareの無料のサーバーをインストールしてみた。
正式にはVMware vSphere Hypervisor (ESXi)というもの。
 
ライセンスは、このESXiというサーバーに関しては無料。
ダウンロードだけでなく、無制限のライセンス認証を受けることができる。
制限は、リモート管理クライアントからしか管理を行うことができないことぐらい。
 
インストールするには、いろいろと壁がある。
まず、CPU、メモリーマザーボードNICなど、それぞれ制限がある。
モリーは、あればあっただけよいというだけだが、
CPUは、VT-xにVT-dというような仮想技術を持っているものでなければならない。
そしてマザーボード、上記のCPUの仮想技術を使えることが必要で
結果的に言うと、自作機2号に積んでいるASUS P5Q-EMではVT-dをサポートしていなかった。
 
最後にNIC、これはIntel製のNIC以外は結構厳しい。
今回、このためにIntel製EXPI9301CTを購入した。
 
このほかに、実際の実機上で動いているシステムを仮想マシンに変換するためには、
VMware vCenter Converterというソフトを使う。
これもスタンドアロンで使用するものに関しては無料である。
 
今回、自作機2号上で稼働しているWindows Server2008R2 Datacenter Editionを変換してみた。
イメージ 1
 
日頃私が使っている2TBのライブラリドライブは、「後で物理ドライブとして接続すればOK!」と思い、
切り離した状態でVMコンバートした。
これが大誤算であった。。。
 
VMへ変換したものを自作機1号に記録して、自作機2号は、そのまま1ドライブ目の1TBを
フォーマットしてそのまま、ESXi Serverをインストールした。
 
そして、起動後、パスワードとネットワークアドレスを設定して、
自作機1号側でVMware vCenter Converterを起動して、
今度はVMware Infrastructureに対して変換をおこなう。
これを行うことで、ESXi Server側に仮想マシンが構築される。
 
イメージ 2
 
このあとで、問題が発覚した。
自作機2号に積んでいるCPU、すなわちIntel Core2Quad Q9550は、VT-x VT-d共に有効なのだが、
マザーボードASUS P5Q-EMがVT-dをサポートしていないのだ。
 
イメージ 3
 
このように、「ホストはパススルー構成をサポートしていません」と表示されてしまうのだ。
どうしようもない。物理デバイス仮想マシンに直接接続することができないのだ。
 
2TBのライブラリの入ったディスクをいったんどこかにコピーして仮想マシンに仮想ドライブとして
2TB分確保した上でコピーしてやらなければ元の状態には戻せないことになる。
 
やっぱり元に戻すかな?
Windows Home Server VailやLinuxとかMac Serverとか仮想化すればいろいろと試せるという
夢を抱いていたのにガッカリである。