UQ WiMAX UD01SSを使ってみて
いろいろと問題がわかってきた。
どうもこのアダプタは、ソフトウェアでネットワーク接続を実現しているようで、
接続してアクセスを行うとCPUメーターが振れる。
ネットゲームなどを行うとWiFi接続時よりパフォーマンスが悪くなるようだ。
これは、十分なパフォーマンスを持っているマシンなら問題にならないが、
ネットブックなど非力なマシンでは結構問題が大きくなる。
あまり良い状況とはいえない。
また、イーモバイルのD02HWなどと違ってインストールするにはCD-ROMがいる。
Vistaに、UD01SSを接続したときにCD-ROMユニットも接続されるが、
その中には古いドライバー(1.000)のみが入っており、
接続するためのユーティリティが入らないのである。
いちいちCD-ROMをパソコンにつなげないといけないのは今時ではありえない。
これは今後の改善に期待したい。
おまけに古いドライバーをUD01SSからインストールしてしまうと
どうも動作が不安定になる。
「ローカルエリア接続」として繋がっているのもいまどきのモバイル接続には
ありえない構造だ。
PHS300を購入してもこの構造では接続するのは難しい気がするし、たとえできるように
なったとしてもPHS300側のパワーをかなり使うはずなのでバッテリー運用が難しいなど
問題が出てくるのは容易に予想できる。
やはりPHS300+イーモバイル回線が今のところの理想的なモバイル環境なのかもしれない。
