気まぐれなももぽえむ

気まぐれなももぽえむです。

Vistaから旧NASへのアクセス時の注意

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この連休にVistaを再リカバリした。
かなり大掛かりなリカバリ作業となったがその中で忘れがちな
設定があったので記しておく(ほとんど自分への備忘^^;)。

Linuxなどを用いた旧型のNASを使用する場合、Vista側で設定が必要になる。
これは、昔のLAN Managerというサーバーへは標準設定のVistaではアクセスできない。
古い機種I-O DATA製HDLM/HDL/USLシリーズなどが該当する。
#私は、USL-5Pというコンパクトサーバに4台のUSBディスクを繋いでいる。

ログオンのプロセスでユーザー名とパスワードが要求されるが、正しいユーザー、
パスワードを入力しているにもかかわらず、認証されないといった現象が発生する。

セキュリティの問題からか、マニュアル等にもこれについてはあまり記述されていないし、
I-O DATAのサポートページのFAQにも記述されていないので注意が必要。

以下にI-O DATAが用意したPDFファイルがあるので参照して設定することで回避できる。

http://www.iodata.jp/promo/vista/img/vista_landisk-01.pdf

VistaのUltimate/Business/Enterpriseの場合、
gpedit.mscをコンソールで開き(ダブルクリック)して、
[コンピュータの構成]-[Windowsの設定]-[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-
[セキュリティオプション]-[ネットワークセキュリティ:LAN Manager認証レベル]
にて、[LMとNTLMを送信する - ネゴシエーションの場合、NTLMv2セッションセキュリティを使う]
を選択する。

Vista HomePremium/HomeBasicの場合、
regedit.exeにて、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa\LmCompatibilityLevel
を、「3」から「1」に変更する。

ということを行い、一度再起動してからNASにアクセスすると正常にアクセスできる。
ただし、ややファイルシステムの問題が発生する。
詳しくは、上記PDFファイルを参照されたい。