気まぐれなももぽえむ

気まぐれなももぽえむです。

mAgicTV Digital(GV-MVP/HS)を使ってみて。

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#1枚目、mAgicTV Digital本体(オーバーレイ方式のため内容は写らない)。
#2枚目、mAgicTV ガイド Digital、地デジなので1チャンネルに最大3本の番組が放送できる。

このキャプチャーカードだが、かなり小さく、PCI-Express x 1なので、
「え?本当にこれでちゃんと刺さってるの?」と思ってしまうほど、簡単に刺さる。
私のマザーボードでは角(最下段)にあるのでなおさらでそう思ったのかもしれない。

で、ハード的には非常にまとまっていて簡素なカードで良いのだが、
ソフトのほうはというと、非常に出来が悪い。

何が良くないかというと、何をするにもものすごくモタつく。

mAgicTV Digital本体をダブルクリックしてテレビの画像が表示されるまで
実に26秒もかかる。終了するのも7秒。
ガイドを表示するのに、15秒。終了は一瞬だが。

チャンネルを切り替えるにもまともに次のチャンネルが表示されるまで5秒近くも待たされる。

なんだこれは!

昔のパソコンのほうがまだ速かったぞ。

諸悪の根源は、「著作権保護のためのコピー禁止機構」ではないだろうか?
Dpa発行の「PC用デジタル放送チューナのガイドライン」に記載されている
非常に複雑な処理を施しているために非常に時間がかかるのだと思う。

バカげている。

な~ん~だ、これは!

いくら綺麗な映像でも、こんなに時間がかかるソフトは使う気がうせる。

他のメーカーのソフトは試していないからわからないがどんなものだろう?


文句ばかりでは、あじもそっけないので、良いことも少し。。。。

私は、以前MCE対応リモコン(Microsoft純正)を購入していたが、
今回のmAgicTV Digitalを起動した状態で、リモコンが利用できる。
非公式だが、MCE(eHome)リモコンにも対応しているようだ。

チャンネル上下、音量上下、十字カーソル、決定など主要なものは大丈夫。
ただ、地デジのデータ放送、青・緑・黄・赤や、肝心のデータ放送ボタンが利用できないため、
結局はマウスでの操作が必要になる。
これで、チャンネルボタンか何かに上記を割り当てることができればよいのだが。。。

今度は、mAgicTV用のリモコン(GV0RCkit2)を入手して逆の利用ができないか検証するつもり。
#コメントにも記入したが、後日逆は不可能なことがわかっている。(GV-RCkit2付属の受光ユニットが必須)

それから、もうひとつ情報として記述しておくと、
mAgicTV Digitalはオーバーレイ方式で表示しているため、画面キャプチャは普通ではできない。
キャプチャした画像をよく見るとわかるが、暗い紫色のところにオーバーレイしているため、
このRGB値の色のところがあるとそこにも映像が合成されてしまう。
つまり、mAgicTV Digitalのアプリケーションの上に、ペイントブラシなどで作った同じRGB値を持った
画像を重ねると、そのRGB値の部分にmAgicTV Digitalの映像が写ってしまうのだ。
よくテレビの天気予報などで使われる「天気図の中にアナウンサーが浮いているように見える」ような映像と
同じような感じである。