気まぐれなももぽえむ

気まぐれなももぽえむです。

やっぱり出た!PC地デジチューナーHack

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以前、SKNETのUSB版地デジチューナー(SK-MTVHDUS)の紹介記事を書いた中で、
「ただ、一番friioの構成に近い(単純そう)のと、いままでDELLに供給していたものと
 同一のようなので、もしかすると裏ソフトが出回る可能性が今のところ一番高い気がする。」
などと書いたことがあったが、
どうもそれが現実に行われているようだ。
やっぱり。。。。

http://mobilehackerz.jp/contents/Software/cap_hdus

この記事によると、ハードウェアの改造をまったくせずに、
まだ別途カードリーダーを用意する必要があるが、
B-CASカードを指してさえいれば、生TS情報をそのまま録画することが出来るようだ。

MonsterTV HDUSのドライバーにパッチをあてて、横取りしてしまうらしい。

まだ、コマンドラインで記録することしか出来ないようだが、
今後に期待したい。

詳しく解説されているブログ記事もある。
http://mew5.com/b/2008/07/usbmonstertv_hdus.html

※2008/08/02現在
このチューナーのみ、どこを見ても在庫切れで現在入手困難な状況となっている。
#ちょっと前まで投売り状態だったのに、まったく、マニアだと思うが
#かなり大人買いしているのだと思う。値上げを期待して買い占めているヤツもいるのではないか。。。

Dpa発行の「PC用デジタル放送チューナのガイドライン」によると、
「保護対象のコンテンツ、ローカル暗号の鍵、及びコピー制御情報などに対して他のソフト
ウェアあるいはハードウェアから不正なアクセスが発生する可能性が生じた場合は、それ
らに対処するために、ユーザに提供される製品においてソフトウェア等のアップデートが
可能となる製品構成及びメンテナンス体制を取ることが望ましい。」

おそらくは、ハックされたドライバは提供が停止され、新たなプロテクトを施された
ドライバが近く提供されるようになるはずである。イタチごっこのはじまりはじまり。。。

コツさえつかめば、他のメーカーのものも結局はソフトでプロテクトを掛けているだけなので、
基本的にはHack出来るはずである。

どんどんHackして、地デジプロテクトなぞ骨なしにしてしまえ!


#ここからは、またいつもの愚痴です。読まなくても結構です。

何度も言うが、
2011年7月24日までに、BS/CSと共用しているB-CASカードは必要ないものにすべきだ。
NHKの考え方はおかしいと思う。地上デジタル放送は、BS/CS放送とは違うものだ。
国民のための放送であり、総務省低所得者層むけにチューナーの配布まで行おうとしているのに
その放送自体のすべてに暗号化を行っている現在の放送自体、非常に歪な構造になっている。
ダビング10などと言わず、ダビングフリー(つまりノンプロテクト、暗号化なし)にすべきだ。
使い勝手を悪くするだけでなく、低価格化を行うことも難しくしている。
#それがB-CAS社や放送業界のこだわる利権なのだろうが。
無駄なプロテクトのおかげでどれだけの人が無駄な努力をして、どれだけの無駄なお金を使って、
普及率の低下を招いているかを考えればその答えは明白だ。

DpaB-CASを隠れ蓑にしているNHKは、とっとと正式な有料放送に転ずるか国営化するべきである。
NHKの放送にかかわる仕事をしている人以外の一部の重役どもが諸悪の根源だ。
えらそうなことを言っているが自分の私腹を肥やし、天下り先を確保しているに過ぎない。

受信料を国民から強制的に聴取するのなら国営化、でなければ独自にスクランブル(プロテクト)を
かけて真の民営化をすべきである。こんな中途半端な特殊法人はなくすべきだと思う。
これを許している、政治家たち、もっとしっかりしてほしい。

#そもそも国民のための公共放送である地上デジタル放送にはプロテクトは必要ないはず。
#コピーされたくない情報は、別なメディアで放送すべきだ。
#国民の意としない私利私欲を目論む企業と協会の利権保護ための無駄な設備でしかない。
#コマーシャルやニュース番組にまでスクランブルをかける必要がどこにあるのか。
#有料のBS/CSのためのB-CASをなぜそのまま地デジに流用するのか、しかも全面に。

日本国の地上デジタル放送は、絶対にその方式を見直すべきだ。
各社、団体の関係者を除いた第三者が検討を行い、あるべき姿に戻さなくてはならない。
今のままでは絶対におかしい。このままだと日本のテレビに明日は無い。