本物のVistaサイドバー(Windows Sidebar)をWindows XP上で動かす
意外に知らない人が多いのですが、Windows Vistaのサイドバー(Windows Sidebar)を、
Windows XP SP2上で本物をそっくりそのまま動作させることができます。
※ちゃんとマイクロソフトのギャラリーからダウンロードしたガジェットも動きます。
#なにせ本物ですからねぇ…(笑)
この説明は、Windows Vistaに搭載されているサイドバーをそのまま実行してしまうものです。
では、その方法を紹介しましょう(作業時間は初心者でおよそ1時間ぐらいです)。
※はじめに、この説明の通りに実施しても正しく動作するとは限りません。
また、マイクロソフトのライセンス的に言うと確実に違反となります。判断はお任せします。
また、下記に示す海外サイトの情報を元に説明しますが、別途使用ライセンス等は確認してください。
また、私は動作検証をした結果を元に説明するだけであり、どのような結果を招こうとも
一切の責任を持ちませんので自己責任の範囲にて判断して実施してください。
また、サイドバーは英語版です。あらかじめご了承ください。
※最新ではSP3にも対応した日本語版がリリースされています。
最新版は、→http://blogs.yahoo.co.jp/momo_poem/53625664.html
※2007/08/28追記: すでにこのサイドバー本体は、オリジナルサイトでの配布は終了しています。
これによりサイドバー本体は、私的アーカイブより提供しています。
なお、提供にはYahoo!ブリーフケースを使用しています。
(1)まずは、Internet ExplorerとWindows Media Playerを最新のものに更新します。
http://www.microsoft.com/genuine/offers/Default.aspx?displaylang=ja
にアクセスして正規のWindowsの認証を受けるとIE7とWMP11をダウンロードすることができます。
Windows Internet Explorer 7 for Windows XP SP2(IE7-WindowsXP-x86-jpn.exe)
Windows Media Player 11 for Windows XP(wmp11-windowsxp-x86-JA-JP.exe)
をそれぞれダウンロードしてインストールしてください。
(2)次に、同じくマイクロソフトから次の3つのサポートソフトをダウンロードして
インストールします。
・Microsoft XML CORE SERVICE (MSXML) 6.0
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=993C0BCF-3BCF-4009-BE21-27E85E1857B1&displaylang=ja
※上記はWindows Updateでインストールできます。
・無線LAN API(KB918997)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=52A43BAB-DC4E-413F-AC71-158EFD1ADA50&displaylang=ja&Hash=6gaZwP5G3rfw4IbsSyMNouazx5P6JDeJ6PpU6JEn5%2fokrTp7M6IT%2f9peXaE7cjySf9wsOnsMUhrOlXrxTX8OOQ%3d%3d
・Microsoft .NET Framework 3.0 再頒布可能パッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=10CC340B-F857-4A14-83F5-25634C3BF043
※上記はWindows Updateでインストールできます。
特に書きませんが、言語の変更をして日本語版をインストールしてください。
また、再起動を要求されたら面倒でも逐次再起動を行ってください。
(3)ここでWindows Updateを実施してください。
(4)次に、Sidebar本体とその他を入手します。
以下にリンクを書きますが、最新版の方がバグがつぶれているかもしれませんので最新版を
入手してください。
・VAIO XP Build #2 Release 3.4
http://www.gcnaddict.com/mirror/vaio/vaioxp_b2r3.4_feb02.zip
・Vista RTM Fonts
http://www.sokoolz.com/addons/r64/Ricks_VistaRTMFonts_AddOn_v1.1.7z
・Vista RTM Sidebar for Windows XP
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/bc/657e91f/bc/53ac/Ricks_VistaRTMSidebar_AddOn_v7.05.25.rar?BCZX40GB7Z0wekG0
・Gadget Settings Grabber
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/bc/657e91f/bc/53ac/SidebarGadgetSettings_Grabber.rar?BCJq40GBebC2ttkH
・Gadget Extractor
http://www.geocities.jp/momo_poem/Gadget_Extractor.zip
それぞれを別なフォルダーに解凍します。
※要解凍ソフト、rarと7zファイルがありますので、WinRARのインストールをお勧めします。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/rar/wrar370j.exe
(5)それぞれをインストールします。ここからちょっと面倒です。
よく読んでじっくり実施してください。
・VAIO XP Build #2 Release 3.4
展開したフォルダ内のvaioxp_b2r3.4_feb02.msiを実行してインストールします。
※Vistaのライセンスを聞かれます。。。が、とりあえず入れない。。。
・Vista RTM Fonts
コントロールパネルからフォントをダブルクリックして開き、
展開したフォルダ内のすべてのttfファイルをドラッグ&ドロップします。
するとインストールされます。
・Ricks_VistaRTMSidebar_AddOn_v7.05.25
さらに、あらかじめSidebar.cabを、先ほど展開したフォルダ配下にSidebarという
フォルダの中に解凍します。先ほど展開したフォルダ内のSidebar.infを
クリックし、右クリックでインストールを選択します。
すぐにregsvr32.exeが見つかりません。というメッセージが出力されますので、
C:\Windows\system32\内にあるregsvr32.exeを指定して続行を押してください。
さらに、manifest.xmlをコピーできません。というメッセージが出力されますので、
先ほど解凍したSidebar内にあるmanifest.xmlを指定し、続行を押します。
するとファイルのコピーが始まりますので終了するまで待ってください。
インストールが終了したら、コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行。
"C:\Program Files\VAIOXP\Tools\regtlib C:\Program Files\Windows Sidebar\Sidebar.exe"
上記は、別々ではなくダブルクォーテーションも含めて1行で入力して実行してください。
※これをやらないとガジェットがまともに表示されません。
・Gadget Settings Grabber
展開したフォルダ内のSidebarGadgetSettings_Grabber.exeを実行します。
・Gadget Extractor
展開したフォルダ内のGadget Extractor.msiを実行してインストールします。
※追補でSlide Showガジェットの縮小表示用のDLLをダウンロードします。
・SlideShowFix
http://www.geocities.jp/momo_poem/SlideshowFix.zip
上記を展開してvshell32.dllをC:\Program Files\Windows Sidebar\配下にコピーしてください。
以上で作業は終わりです。
スタートメニュー->Accessories->Windows SidebarとたどってSidebarを実行してください。
うまくいっていればサイドバーが右側に表示されるはずです。
ディフォルトで時計とカレンダーとRSSリーダーが起動します。
動作は本物とまったく同じです。
他にもいろいろ表示させて見ましょう。上の+ボタンのところを押すとギャラリーが表示されます。
標準でVistaに入っているものすべてとそのアレンジ版などいろいろ入っています。
また、Windows Liveのページからガジェットをダウンロードして実行させることも可能です。
http://gallery.live.com/Home.aspx
Vista搭載のサイドバーのインストール方法とほぼ同じですが、ダイアログは出力されません。
※たとえインストールに失敗しても何のメッセージも出力されません。
ガジェットは、C:\Windows\Windows Sidebar\Shared Gadgetsの下にインストールされます。
また、ダウンロードしたガジェットがインストールはできるものの、ギャラリーに表示されない
ものもあります。特に日本語のみサポートしかされていないものが怪しいです。
もし、上記の通り実行してもうまくいかない場合は、症状をコメント願います。
因みに、情報の入手元は
http://www.wincert.net/forum/index.php?showtopic=485
以上です。
P.S1: ガジェットの設定は記憶されません。
ただし表示状態のガジェットの設定のみ記憶されます。
つまり、Sidebarから消してしまうと再び表示させても以前の情報(時計の種類や天気予報の
地域など)は再設定しなければなりません(Vistaでもまったく同じ動作です)。
P.S2: コメントにも書きましたが、「真っ黒な時計」が表示されるようなら、まずは
"C:\Program Files\VAIOXP\Tools\regtlib C:\Program Files\Windows Sidebar\Sidebar.exe"
を実行して再起動してみてください。それでも直らなければ何かインストールがおかしいです。
※RTM Fontsが正しくインストールされていないときは、CPUメーターの数値が表示されません。
Windows XP SP2上で本物をそっくりそのまま動作させることができます。
※ちゃんとマイクロソフトのギャラリーからダウンロードしたガジェットも動きます。
#なにせ本物ですからねぇ…(笑)
この説明は、Windows Vistaに搭載されているサイドバーをそのまま実行してしまうものです。
では、その方法を紹介しましょう(作業時間は初心者でおよそ1時間ぐらいです)。
※はじめに、この説明の通りに実施しても正しく動作するとは限りません。
また、マイクロソフトのライセンス的に言うと確実に違反となります。判断はお任せします。
また、下記に示す海外サイトの情報を元に説明しますが、別途使用ライセンス等は確認してください。
また、私は動作検証をした結果を元に説明するだけであり、どのような結果を招こうとも
一切の責任を持ちませんので自己責任の範囲にて判断して実施してください。
また、サイドバーは英語版です。あらかじめご了承ください。
※最新ではSP3にも対応した日本語版がリリースされています。
最新版は、→http://blogs.yahoo.co.jp/momo_poem/53625664.html
※2007/08/28追記: すでにこのサイドバー本体は、オリジナルサイトでの配布は終了しています。
これによりサイドバー本体は、私的アーカイブより提供しています。
なお、提供にはYahoo!ブリーフケースを使用しています。
(1)まずは、Internet ExplorerとWindows Media Playerを最新のものに更新します。
http://www.microsoft.com/genuine/offers/Default.aspx?displaylang=ja
にアクセスして正規のWindowsの認証を受けるとIE7とWMP11をダウンロードすることができます。
Windows Internet Explorer 7 for Windows XP SP2(IE7-WindowsXP-x86-jpn.exe)
Windows Media Player 11 for Windows XP(wmp11-windowsxp-x86-JA-JP.exe)
をそれぞれダウンロードしてインストールしてください。
(2)次に、同じくマイクロソフトから次の3つのサポートソフトをダウンロードして
インストールします。
・Microsoft XML CORE SERVICE (MSXML) 6.0
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=993C0BCF-3BCF-4009-BE21-27E85E1857B1&displaylang=ja
※上記はWindows Updateでインストールできます。
・無線LAN API(KB918997)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=52A43BAB-DC4E-413F-AC71-158EFD1ADA50&displaylang=ja&Hash=6gaZwP5G3rfw4IbsSyMNouazx5P6JDeJ6PpU6JEn5%2fokrTp7M6IT%2f9peXaE7cjySf9wsOnsMUhrOlXrxTX8OOQ%3d%3d
・Microsoft .NET Framework 3.0 再頒布可能パッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=10CC340B-F857-4A14-83F5-25634C3BF043
※上記はWindows Updateでインストールできます。
特に書きませんが、言語の変更をして日本語版をインストールしてください。
また、再起動を要求されたら面倒でも逐次再起動を行ってください。
(3)ここでWindows Updateを実施してください。
(4)次に、Sidebar本体とその他を入手します。
以下にリンクを書きますが、最新版の方がバグがつぶれているかもしれませんので最新版を
入手してください。
・VAIO XP Build #2 Release 3.4
http://www.gcnaddict.com/mirror/vaio/vaioxp_b2r3.4_feb02.zip
・Vista RTM Fonts
http://www.sokoolz.com/addons/r64/Ricks_VistaRTMFonts_AddOn_v1.1.7z
・Vista RTM Sidebar for Windows XP
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/bc/657e91f/bc/53ac/Ricks_VistaRTMSidebar_AddOn_v7.05.25.rar?BCZX40GB7Z0wekG0
・Gadget Settings Grabber
http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/bc/657e91f/bc/53ac/SidebarGadgetSettings_Grabber.rar?BCJq40GBebC2ttkH
・Gadget Extractor
http://www.geocities.jp/momo_poem/Gadget_Extractor.zip
それぞれを別なフォルダーに解凍します。
※要解凍ソフト、rarと7zファイルがありますので、WinRARのインストールをお勧めします。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/rar/wrar370j.exe
(5)それぞれをインストールします。ここからちょっと面倒です。
よく読んでじっくり実施してください。
・VAIO XP Build #2 Release 3.4
展開したフォルダ内のvaioxp_b2r3.4_feb02.msiを実行してインストールします。
※Vistaのライセンスを聞かれます。。。が、とりあえず入れない。。。
・Vista RTM Fonts
コントロールパネルからフォントをダブルクリックして開き、
展開したフォルダ内のすべてのttfファイルをドラッグ&ドロップします。
するとインストールされます。
・Ricks_VistaRTMSidebar_AddOn_v7.05.25
さらに、あらかじめSidebar.cabを、先ほど展開したフォルダ配下にSidebarという
フォルダの中に解凍します。先ほど展開したフォルダ内のSidebar.infを
クリックし、右クリックでインストールを選択します。
すぐにregsvr32.exeが見つかりません。というメッセージが出力されますので、
C:\Windows\system32\内にあるregsvr32.exeを指定して続行を押してください。
さらに、manifest.xmlをコピーできません。というメッセージが出力されますので、
先ほど解凍したSidebar内にあるmanifest.xmlを指定し、続行を押します。
するとファイルのコピーが始まりますので終了するまで待ってください。
インストールが終了したら、コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行。
"C:\Program Files\VAIOXP\Tools\regtlib C:\Program Files\Windows Sidebar\Sidebar.exe"
上記は、別々ではなくダブルクォーテーションも含めて1行で入力して実行してください。
※これをやらないとガジェットがまともに表示されません。
・Gadget Settings Grabber
展開したフォルダ内のSidebarGadgetSettings_Grabber.exeを実行します。
・Gadget Extractor
展開したフォルダ内のGadget Extractor.msiを実行してインストールします。
※追補でSlide Showガジェットの縮小表示用のDLLをダウンロードします。
・SlideShowFix
http://www.geocities.jp/momo_poem/SlideshowFix.zip
上記を展開してvshell32.dllをC:\Program Files\Windows Sidebar\配下にコピーしてください。
以上で作業は終わりです。
スタートメニュー->Accessories->Windows SidebarとたどってSidebarを実行してください。
うまくいっていればサイドバーが右側に表示されるはずです。
ディフォルトで時計とカレンダーとRSSリーダーが起動します。
動作は本物とまったく同じです。
他にもいろいろ表示させて見ましょう。上の+ボタンのところを押すとギャラリーが表示されます。
標準でVistaに入っているものすべてとそのアレンジ版などいろいろ入っています。
また、Windows Liveのページからガジェットをダウンロードして実行させることも可能です。
http://gallery.live.com/Home.aspx
Vista搭載のサイドバーのインストール方法とほぼ同じですが、ダイアログは出力されません。
※たとえインストールに失敗しても何のメッセージも出力されません。
ガジェットは、C:\Windows\Windows Sidebar\Shared Gadgetsの下にインストールされます。
また、ダウンロードしたガジェットがインストールはできるものの、ギャラリーに表示されない
ものもあります。特に日本語のみサポートしかされていないものが怪しいです。
もし、上記の通り実行してもうまくいかない場合は、症状をコメント願います。
因みに、情報の入手元は
http://www.wincert.net/forum/index.php?showtopic=485
以上です。
P.S1: ガジェットの設定は記憶されません。
ただし表示状態のガジェットの設定のみ記憶されます。
つまり、Sidebarから消してしまうと再び表示させても以前の情報(時計の種類や天気予報の
地域など)は再設定しなければなりません(Vistaでもまったく同じ動作です)。
P.S2: コメントにも書きましたが、「真っ黒な時計」が表示されるようなら、まずは
"C:\Program Files\VAIOXP\Tools\regtlib C:\Program Files\Windows Sidebar\Sidebar.exe"
を実行して再起動してみてください。それでも直らなければ何かインストールがおかしいです。
※RTM Fontsが正しくインストールされていないときは、CPUメーターの数値が表示されません。