VMware Workstation 16 Proにアップグレードできない理由
2020/09/15にVMware Workstationが16にバージョンアップされた。
ですが、私のところでは、単にアップグレードできない。
その理由は、以下のドキュメントに記載されいてる。
ここだ。
つまり、共有仮想マシンがサポートされなくなったのだ。
我が家では、Windows Server 2019にこのWorkstation上の共有仮想マシン上にWindows Server 2016とvCenter, Stretch Serverを入れて常時起動した状態で運用している。
こういうことができなくなってしまうからだ。
大元のWindows Server 2019にはDNSとSMTPやWWW,VPNサーバをさせ、Server 2016にはローカルDNSをさせ、vCenterたStretchもこの共有仮想マシンとして動作させている。
Asrock DeskMini310 1台で上記のことがすべてまかなえているので、この構成を変えたくないからだ。
2ノードvSAN VMマシン
ここまで作るのに結構お金と時間を費やした。
因みに、ESXi3台が必要。
Xeon E5-2697V3,E5-2690V3、i5-8500とメモリ 128G + 96G + 64G
M.2SSD 1TB x 3 + SSD 1TB x 2 + HDD6台 + 10GbENIC x 3
と物理マシンが3台構成でできている。
もう少し詳しく書くと、
Xeon E5-2697V3とE5-2690V3は、ASUS X99M WS/SEをベースに
2台構成でvSphere ESXi 6.7U3で動作させそれぞれにNVMe 1TB SSD, 4TB HDDで
物理マシンを組み立てて、それにDesk mini 310を使ってWindows Server 2019上で
DNS、VPN環境を構築しておいて、その上でVMware Workstation 15 Proを動作させ、
Windows Server 2016、VMware vCenter Server Appliance、Virtual-SAN Witness 6.7
を動作させている。
そして、それぞれにIntel X540-T2(10GbE x2)を積んでLANケーブルで直結して
vSANとHAを行える環境として用意した。
だが実際は、やはりSATA3を使ったvSANでは、NVMeSSD+HDDを使った
ハイブリッドvSAN環境のため、性能的には全然速くできないことがわかった。
目下性能向上方法の検討中。
我が家のメインPCの性能
改めて性能を測定してみた。
こんなもんかな。って感じ。
因みに現在のスペックは以下の通り。
CPU: Intel Core i9-9900K
Motherboard: ASUS Z390M Pro GAMING
Memory: Gskill F4-3600C-32GSXWB x 2 64GB
Disk: Sumsong 970 EVO 500GB x 2 RAID0
Disk Crucial MX500 500GB x 2 RAID0
GPU ZOTAC GTX1080Ti mini
CPU Cooler: ASUS RYUO240
Case: Cooler Master MasterBox Q300P
Power Corsair RM1000i
Display: PHILIPS BDM4350UC/11 + JAPANNEXT JN-IPS4300UHDR
Keyboard: DELL KM717
普通に考えたらPC4台分の性能ぐらいかな。